糸の番手とは
縫製用語
糸の番手とは
糸の番手は、「糸の太さ」を表しています。
これは繊維業界で世界共通に使われる糸の太さの目安となっており、番手は数字が大きいほど細く、小さいほど太い糸を示します。
例えば、30番手と40番手では、30番手の方が太い糸であることを表します。
また、番手には「毛番手」と「綿番手」があります。
一般的にはウール混は『毛番手』、綿混は『綿番手』または『毛番手』です。
「毛番手」と「綿番手」で表記が違いますので、
”2/30” ”2/48” ”1/60”…など分母が大きく表示してあれば「毛番手」
”30/1(30/-)” ”30/2” ”40/2” …など分子が大きく表示してあれば「綿番手」
と分かります。
ニット生地を探しているとよく「30/-天竺」「20/2フライス」などの表記を見かけますが、
“30/-天竺(サンマルタン てんじく)”は、“30”は糸の番手で“/-”の部分は糸1本で編んだという意味を表しています。
“20/2フライス(ニマルソウ フライス)”は、“20”は糸の番手で“/2”が2本の糸を撚って編んだもの双糸(そうし)を意味しています。
糸は1本より2本の方が強度が増すので、強いニット生地が必要な場合は双糸のものを選ぶと良いでしょう。
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